--------

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2010-08-07

『封印された原爆報告書』

 『封印された原爆報告書』では、181冊にまとめられた原爆被害の調査報告、1万ページに及ぶ莫大なものが、日本国民のためではなく、被爆者の方々のためではなく、アメリカ側の核戦略だけに使われていたというものでした。65年間アメリカ公文書館GHQ機密資料の中に眠っていたのでした。
 調査は日本人の手で行われたのです、軍医が先頭に立ち、医学生をも動員して、治療ではなく、被爆者をモルモットにしたのでした。薬を使った場合はどうなるか、どのように死んでいくのか、今後の医学のためだと遺族に嘘をつき何百体をも解剖し、採取し保存、そしてそれをもアメリカ側に差し出していたのでした。
 一人の軍医の証言です、731部隊のこともあったので、アメリカ側に心証をよくするために言われる前から資料を提出したと。本当に軍隊とは自分の身だけを案ずるものなのですね。国民のことなど全然考えていない、自分達の罪が許されれば何でもする、なんとも軍隊とは恐ろしいものでしょうか。記録映像には死体の解剖の場面もありました、どうしても中国での残虐な人体実験をしていた731部隊を思い起こしてしまいました。
 その調査隊の中に一人の医学生がいましたが、原爆投下から4日後に広島に入ったので、もちろん被爆してしまったのです、その時は原爆のことなどわかっていませんから、その学生は自分に被爆者と同じ症状が出始めたので被爆を疑います。上官はその学生に日記を付けさせ、入地被爆の被害もアメリカ側に報告していたのでした。もうその時点で入地被爆はあるとわかっていたのに、その65年間眠っていた文書は入地被爆の証拠となったはずでした。2007年にやっと入地被爆が認定されました、それまで日本政府から認められなかった被爆者は苦しみながら亡くなっていったのでした。こういう事でも全然被爆者のためにはこの重要な調査資料は一切使われなかったのです。
 いつもながら政府とか、上に立つ政治家や軍人は保身に走り、結局は国民を苦しめることに手を貸しているのを改めてわかり、悔しさと憎しみが込み上げてきます。こんなことでいいですか?!
 爆心地からの距離によってどのくらいの子供達が亡くなったか、負傷したかも、詳細に調べられていました。アメリカ側はその資料から原子爆弾の威力をわかり、世界戦略のための資料にしていました。ソ連の主要都市を爆撃するためには都市毎に原子爆弾が何発必要か、それは表となっていました。日本の軍人達の保身のお陰で、核の世界戦略の手伝いをしていたのです。
 日米軍事同盟だって同じだと思います。日本にあるアメリカの基地から戦闘機や軍艦が戦地へ送られていくのです。自衛隊が燃料補給し、アメリカ兵を空輸してあげる、これが加担でなくてなんでしょうか?日本政府はわかってやっているのでしょう、だからこそ、日本国民が目をさまさないと、アメリカに守ってもらっているのではなく、加担しているのです。そして、最悪の場合はアメリカの戦争に巻き込まれるということです。
 
スポンサーサイト

comment

管理者にだけメッセージを送る

プロフィール

まるくすれーにん

Author:まるくすれーにん
FC2ブログへようこそ!

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
FC2カウンター
FC2カウンター
現在の閲覧者数:
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。